展覧会の御礼と展示風景。
先月に引き続いて、
今井町での展覧会を
無事に終えることができました。
開催させていただけましたことを
心より感謝しております。
エコロジカルなアートプロジェクト
「奈良・町家の芸術祭はならぁと」の会期中と重なり、
「平面の衣を、まとう。」
ということについて、
改めて考えさせていただく機会となりました。
鋏をなるべく入れずに仕立てる平面の衣は
着物のように
「一枚の布をいつくしみ、まとう。」
という想いから生まれています。
直してまとう。
仕立て替えてまとう。
残布を生かす…。
その想いから自然に湧いてくる発想を大切に、
これからも作り続けたいと思います。
今展ではずっと捨てられずに眠っていた
小さな布端から栞をつくり
来場してくださった方へ差し上げました。
お蚕さんの命を新たなかたちへ
蘇らせることができ、
嬉しく思っています。
ささやかですが、「小さな橋渡し」です。
今回の展覧会の雰囲気を
ほんの少しですがご紹介いたします。










ご覧いただきまして
ありがとうございます。
あらたなカタチとともに
お目にかかれます日を
心より楽しみにしております。
日本の布の衣 小川 昌美